しば部長の菜園作り豆知識
インゲンのこと

●名前の由来
 インゲンマメは江戸時代に隠元和尚によって日本に伝えられたとされ、隠元和尚にちなんでインゲンマメと呼ばれるようになったそうな。 和名では菜豆(サイトウ)と呼ばれて来ましたが・・・・たぶん豆として利用するよりも、サヤインゲンを野菜のように利用している事から野菜の菜をとって菜豆(サイトウ) としたのかな?他に三度豆とか四季豆とか地域によって様々な呼び方があるみたいです。

●つるありインゲンとつるなしインゲン
 インゲンの草姿には2つの系統があります。一般的に「つるあり」と言われている蔓性品種と「つるなし」と言われている矮性品種です。 矮性品種は一般的に「つるなし」と言われていますが、まったくつるが伸びないというわけではなく、栽培条件によってはつるが伸びてしまうことがあります。 例えば、窒素肥料分が効きすぎてしまった場合生育期の温度が低かった時、 また日照量が極端に少なかった場合などにはつるが伸びてしまう傾向がありそうです。 2系統の品種の特性を表にしてみました。

つるあり(蔓性種) つるなし(矮性種)
草丈 2~3m栽培支柱必要 40~50cm
一般的に支柱は必要ないとされているが、倒伏防止の為短い支柱を立てた方が良い。
栽培期間 おおむね4ヶ月
播種~2ヶ月目頃から収穫始まり盆過ぎまで収穫し続ける事ができる。但し、長期間収穫を続ける為には、追肥や暑さ対策等相応の手入れは必要となります。
50日~70日
播種~50日位から収穫始まり一時期に収穫のピークがあった後、株は衰えてしまいます。
栽培面積 株が大きく育ち、支柱が必要な分、広い面積を必要とします。 株が小さく高い支柱も必要ない分、狭い面積でも栽培できます。

●栽培のポイント
 連作を嫌う作物ですので、豆類を栽培した場所には作付けしない方が無難です。また酸性土壌が苦手です、苦土石灰などを施しておきます。

○蒔き付け1週間前カキ殻石灰を施す、私は苦土石灰の代わりにカキ殻石灰を使用しています。(効果が穏やかで多少多めに施してしまっても作物への影響が少ない為。)1㎡あたり100g施すとこんな程度。この後、耕して土と混和させます。

カキ殻石灰

○ウネ立てマルチ張り巾50cm高さ15~20cmでウネを作り水をたっぷりかけた後(最近雨が少なく、土が乾燥している為)マルチを張りました。

ウネ

○一週間後、土壌酸性度を測定してみました。pH6~6.5の範囲になっていました。

土壌酸性度を測定

50cm間隔で1ヵ所3粒づつタネを置く。人差し指の第一関節まで土にタネを押し込み土をかぶせる。土の上から手のひらで押さえ鎮圧して、種まき終了。

50cm間隔で1ヵ所3粒づつタネを置く

人差し指の第一関節まで
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